フラワーショップ　ふじよし

こんにちは。

ここのところいろいろと忙しくしていたため（兵庫支部サイトのスペースをご参照ください）、前回から間があいてしまいました。でもとっとと進めていかないとパンジーのシーズンが終わってしまいますので、ここからはなるべくペースアップしたいと思っております。ご期待くださいませ。

さて２回目は「花のバリエーション」をご紹介。

１回目はパンジーそのものの種類についてお話しました。ここではさらに、主に花の発色についてご説明していきます。

まずはわかりやすいところからいきましょうか。パンジー、特に大輪種に多いのですが、花の中心に目玉のような濃いめの色（ブロッチ）が入るものがあります。パンジーらしい特徴のひとつといえるでしょう。

同じ黄色でも、目玉の有無でだいぶ印象が違いますね。どちらが良いとか人気があるとかではなく、好み、もしくは植える場所、他に植えるものとの相性などを考えて選んでいただきたいです。また目玉の色や大きさ、形状にもいろいろと種類があるので、一概に「目玉は嫌い」と決めつけず、お店に行ったら注意深く観察してみてください。例えば、最近はあまり見かけなくなりましたが、「ピコティ」という、花の全面が黒っぽい目玉色で、外側に縁どりのようにちょっとだけ黄色とか白などの明るい色が入っているのもあります。もうこうなると単に「目玉」とは言い切れません。

次に花びらが２色、またそれ以上あるもの。

どちらも複雑な発色でしょう？下部が黄色＋上１枚だけ青のもの／白＋外側のピンク＋濃紺の目玉のものを写してみました。さらに左の黄色＋青のものは、中央にヒゲのような模様があります。これにもいろいろとバリエーションがあるということも付け加えておきます。

あと、前回に画像でご紹介したような絞り染めのようなものやら、花びらの外側が波打っているもの（フリンジ系）などなど、いちいち紹介しきれないほど。あとビオラになりますと、その色の種類や出方はさらに複雑になってきます。

小輪とはいえ、これだけいろいろあるとけっこう悩みますよね。ウチでもベテランやマニアなお客さまほど、ビオラを選ばれることが多いようです。複数の種類を植え付けて、コーディネートがピタリと決まったときの喜びは大きいですから。

お店に行って、こうしたさまざまな種類のパンジーを選ぶのは、服や家具などの買い物と同様に、とても楽しいものです。まずはお花を手にとってじっくりとご覧いただき、その豊富なバリエーションを実感してみてくださいね。

タグ: パンジー　ビオラ　色

“パンジーを楽しもう　第２回”には2 個のコメントがあります。

1. 03-095 より:

   2009 年 11 月 16 日 9:46 AM

   おはようございます！！
   昨日コメントいただきました　道産子　小樽フラワー　のざわ　と申します。
   個人的に、ビオラ大好きです。
   こちらは、もう雪が降ったくらいなんで　このお花、とってもひさしぶりに見た気がします。
   このなんとも言えない色合い！ほんとに芸術ですよね！

   また、北海道ではもう会えないお花紹介してくださいね！！
   （コメントのお返事は当店ＨＰほ方に書き込みさせていただきました）

2. フラワーショップふじよし より:

   2009 年 11 月 16 日 4:12 PM

   私のコメントにお答えいただき、また、遠方よりこちらにご訪問いただきましてありがとうございます。ビオラを「久しぶりに見た」とのお言葉に驚きました！そちら小樽はもうかなり寒いのでしょうね。ちなみにこちら姫路では、雪どころか街路樹や庭木の銀杏や紅葉がようやく色づいてきたところです。
   これからしばらくは、パンジーの話題を少しずつ本ブログにてご紹介してまいりたいと考えております。残念ながらそちらではご参考にしていただくのは無理なようですが、またお手すきの際にはちょこちょこおいでくださいませ！