フラワーショップ　ふじよし

こんにちは。前回の更新からずいぶん時間が過ぎてしまいました。ここのところこちら兵庫県南部地方では好天が続いており、おかげで屋外の作業がはかどり、現在はこちらに集中して取り組んでいまして、日中はなかなかパソコンに向かうことができずにいます（言い訳）。

前置きが長くなりました。今回は夏の定番のお花、ハイビスカスのご紹介です。

最初におことわりから。このハイビスカス、皆さんよくご存知の大きくて派手な花は、１輪あたりは丸１日しかもちません。朝にパッと開花し、夕方にはしぼんで、さらに時間が経てば花はがくからボトッと落ちてしまいます。ですからハイビスカスは切り花ではなく、鉢植えのみしか皆様にご提供することはできません。

とは申せ、上に述べたようにとにかく目立ってわかりやすい色・形の花で、これさえ置いとけば周囲を一気に夏＆南国ムードにすることができるので、魅力的な植物には間違いないでしょう。多少の手間とコストをかけてでもこの花を育てたい／飾りたい、という方は少なからずいらっしゃることと存じます。

というわけで今回は、当店に入荷している鉢植えハイビスカスをご紹介します。まずは定番「レッドスター」

ハイビスカスといえばやはりコレでしょう。コテッとした赤、バランスのいい花の大きさと形、締まった枝ぶり、濃い緑色でツヤのある葉・・・ありふれてはいますが、決して飽きない花です。

確かにキレイだけど、なんかもうちょっと違うのない？とおっしゃる方にはこちらを。

「リオ」という品種です。「レッドスター」より花色が薄く、サーモンピンクのような色合い。ただし花びらの中心付近、めしべが出ているあたりはキリッと赤いので、トロピカル感はちゃんとあります。

続いてはやや個性派。

「ミセスユミ」。外側にいくにつれて黄色がかっています。赤＋黄のツートンカラーはパッと見でけっこう目立ちますね。派手好きな方に。

夏バテ気味の方にオススメするのは、

「サニーウインド」です。明るい黄色の花が鮮やか。黄色やオレンジ色は“ビタミンカラー”と呼ばれ、元気が出る色とされています。暑さでダルいときはこの花を見ればエナジーチャージできるかも。あと他品種と比較して花が多めにつくのもグッド。

最後、『ハイビスカスは品がないようでちょっと・・・』とお感じなら、こちらはいかがですか。

こちらでは、今年になって出回るようになった（たぶん）新品種「スイートピンク」。ほんのり薄いピンク色がたいへん上品です。加えて花一輪がひとまわり大きく、存在感でも他品種に負けてはいません。

いかがでしょう、気に入っていただけるものがございましたか？あと育て方／管理方法ですが、まず挙げなければいけないのは置き場所。最低でも晴れた日には４時間以上日向になるところにお願いします。次に水やり。日向に置く以上は水も多めに必要です。快晴のときはかならず１日１回、真夏の炎天下で６時間以上陽にあたるなら朝晩２回、植木鉢の下から水が出てくるくらいまでたっぷりと。

あと、病害虫のケアや肥料など、詳しいケアにつきましては、今後折を見て本ブログでご紹介していこうと思っています。もし当店のお近くにお住まいでしたら、直接ご来店いただいてスタッフにお尋ねください。当店ではハイビスカスについては、これまでの経験からノウハウを多く蓄積していますので、的確なアドバイスができると存じます。

タグ: ハイビスカス, 夏