2011年11月19日 11:44 PM
お久しぶりです。月日の経つのは早いもので、今年もあと1か月と10日強を残すのみとなってしまいました。
今年は世間でも私の周りでもいろいろなことがあって、いつにも増してあっという間に過ぎていってしまったなぁ、という気がしています。皆様はいかがでしょうか。
さて、今回は年の瀬近づく今もなお、元気に花をつけるベゴニアをご紹介しましょう。まずは画像をご覧ください。
いかがですか。本来、ベゴニアは夏の園芸植物として周知されているのですが、これを撮影したのは2011年11月13日。もちろん温室で育てたのではなく、当店の屋外の花壇に植えられたベゴニアです。晩秋にもかかわらず、葉が青々とし(赤い葉のものは紅葉しているのではなく、元々が赤い葉の品種です)、たくさんの花をつけているのがおわかりいただけるでしょう。また茎が間延びしておらず、締まった株に仕上がっていますね。むしろ真夏よりもよい仕上がりといっていいかもしれません。
こうして11月になってもキレイにベゴニアを咲かせる方法とは・・・ポイントは2つあります。
まずひとつ目は『夏の終わりから初秋に植え付ける』こと。この画像のベゴニア、正確には“ベゴニア・センパフローレンス”というのですが、これの苗が出回るのがだいたい6月くらいから。多くの皆様はおそらくこの時期から夏にかけてにお植えになるのがほとんどでしょう。しかしながら当店では、上に記したシーズンから売れ残ってしまった苗を、そのまま“店番”としてお盆が過ぎてもそのまま店頭に並べていることが、ままありまして・・・
当然ポット苗のままひと夏置いているわけですから、葉色が悪くなり、茎も痩せてしまい、見た目に元気な苗とはいえない状態です。ですので当店では、秋植え苗(アキランサス、ウインターコスモスetc.)が入荷するのを機に、こうした夏植え苗を処分してしまうのですが、捨てるのはもったいない!ということで、店の空きスペースやら使っていない植木鉢などに植えるのです。
さらにもうひとつのポイントとして『しっかり肥料を与える』ことも重要です。上に記したように、苗がかなり弱っているから、というのももちろんですが、秋は夏に比べ日照時間が少なく気温も低いため、そういう不利な条件を肥料で補おう、ということ。暖かいうちは固形肥料に加え、即効性の高い液体肥料も与えて、しっかり株に元気を蓄えさせてやりましょう。
こちらは鉢植え。鉢植えの場合ですと、日が暮れて気温が下がれば室内へ取り込むことができますから、よりしっかりと育ち、多くの花をつけてくれます。
また、今回はベゴニアのみをとりあげましたが、こうした方法によって晩秋まで花を咲かせることができる夏の園芸用花苗として、インパチェンス、クロサンドラ、ペンタス等も挙げられます。あと以前本ブログでもとりあげましたが、ハイビスカスでも秋咲きが楽しめます。あと前回ご紹介したペチュニアですと、「カフナ・バイオレット」であればうまくいくようです。しかしながらそれ以外の品種では、当店で試してみたかぎりでは、茎や葉はそれなりに成長するものの、花はほとんどつきませんでした。やはりペチュニアの開花には、それなりの温度を必要とするのかもしれません。
皆様もぜひ、来年の夏の終わりに、庭のお花がすっかり夏バテしてしまったら、ぜひ上に記したことを思い出していただき、花苗を植え替えてみてはいかがでしょう。もし新たに植え込む夏咲きの苗を当店にてお買い求めいただけるなら、グッとお安くしてご提供させていただきますよ!!
注意)本ブログの記事は当店のございます兵庫県姫路市を中心とする播州地方の気候を基準に、また、当店にて試行錯誤した経験を元に作成しております。気候や環境の異なる他の地域におきましては、上記の内容どおりにならない恐れがあることをあらかじめご了承ください。
タグ: インパチェンス, クロサンドラ, ベゴニア, ペンタス, 秋咲き
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