フラワーショップ　ふじよし

こんにちは。明日から9月。日中はまだ暑いですが、朝夕と夜は少し暑さが緩んで過ごしやすくなったように思います。いかがお過ごしでしょうか。

9月の店休日をお知らせしておきます。

1(木)・8(木)・15(木)・29(木)

※お彼岸期間中の22(木)は営業します

なお、6(火)は本ブログ担当およびアレンジ製作担当の私がセミナー出席のため、午後は不在となります。そのため、6(火)の11時以降に限り、アレンジ製作および配達、引き渡しができません。

ご了承くださいますよう。

さて今回は、夏の花苗で定着しているものの、実はこれから最盛期を迎えるペンタスについてご紹介しましょう。

ここ近年の猛暑にあっては、たとえ夏の花苗や花木に分類されるものでも、気温30℃を超えた太陽光ガンガンの環境下で元気に育って開花もして・・・とはいきません。そこで当店では、厳しい真夏は風通しの良い半日陰や簾(すだれ)などで遮光したところに置いて、暑さが和らいだら日向に移動、といった“夏越し”をおすすめしています。これだと当然夏のあいだに多く開花させたり大きく育てることは難しくなりますが、秋からの本格化が期待できますよ。

このペンタスも、こうした管理方法に適した花苗のひとつといえます。真夏でも咲くことは咲きますが、厳しい太陽光で葉が焼けてしまったり(葉焼け)、成長が鈍かったりして、夏バテ状態に。しかし猛暑のダメージを最小限にとどめて秋までもたせれば、ご覧のような花をたくさんつけます。なおこの寄せ植え、7月初旬に植え付けてからほとんど日陰(屋根の下)で育てたもの。本音を言えば、ここからもうちょっと花がつけたらな・・・と。

というわけで、お彼岸ごろまで待てば、もっと多く花が咲いて、秋の柔らかな日差しに照らされた花がとてもキレイに見えるはずです。

ただし害虫には要注意。アブラムシのほか、大人の親指ほどもある蝶の幼虫らしき大きな虫が葉を食べ尽くしてしまうことがあります。アブラムシは薬剤ですぐ駆除できますが、デカい幼虫のほうはお箸でつまんで取り除いたほうが早いですし確実かと。その際彼らが怒って(!)悪臭を放たれるかも(?!)しれませんが、頑張ってつまんでポイ!しましょう。

あと、開花後に残った花芽はは早めに剪定することもおすすめします。園芸用ハサミでこまめに取り除けば締まった株にもなり、次の開花までの間隔も短くできますよ。

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