フラワーショップ　ふじよし

こんにちは。新型コロナウイルスが猛威を振るっています。今日のニュースによると春の選抜高校野球が中止になった、とのことですが、いったいいつになったら収束するのか、先が見えないですね・・・

当店にも当然影響はいろいろ出ています。例年この時期は卒業式とかお疲れ様とかに関する仕事依頼が多く入りますが、今年はすごく少ないですし、事前に承っていたご依頼がいくつかキャンセルにもなってしまいました。とは申せ、苦しいのは当店だけではないですし、この厳しい時を何とか乗り切り、平常に戻った後にしっかり取り返せるよう準備しておきたいものです。

さて、今回は営業日のお知らせを。

明日３月１２日（木）は本来定休日ですが、平常通り営業します。これ以降も、３月いっぱいは休まず営業します。

こんなたいへんな時に当店へお問い合わせやご来店をしてくださるお客様のために、せっかくですから当店もお応えできればと存じます。よろしくお願いいたします。

さて、画像は晴れた日の店頭に展示（販売）している寄せ植えです。今が旬のピンクのサクラソウの周りに、ペールトーンのパンジーとビオラを配しました。通常サクラソウはバレンタインデー頃から開花し始め、３月始めには満開を迎えるのですが、これはなかなか咲かず、バンジーとビオラのほうばかりがどんどん咲き始めていました。先週中頃あたりからやっとサクラソウが追いついてきたかと。これでおそらく４、５分咲きくらい？

それからパンジーとビオラですが、この種のボヤッとした色合いの花色は、実は当店ではあまり人気がありません。しかしながら、こうして鮮やかなビンクのサクラソウと合わせることで、このようなお互いを引き立て合うラブリー＆スイートなコーディネートが完成するわけです。パンジーとビオラを隣り合って植えるやり方もあまり見られませんが、これはうまくはまりました。

もっとも苗が出回る１０〜１１月頃、当店に入荷したサクラソウは葉のみで花は無いですし（かろうじて添付のラベルから花色を確認できる）、パンジーとビオラも開花輪は１輪のみという状態ですから、お買い上げ→植え付け時では今頃の最開花期までイメージできるお客様はなかなかおられないでしょう。

このあたりが花苗販売の難しさで、パンジー／ビオラであっても、秋の段階では見栄えがして明るい印象の黄色・オレンジ・赤系といった暖色系に人気が集中し、こうした寒々しい印象のする紫や青、そして白系、さらに目立たない淡色のものがなかなか動かないということになってしまいがちです。

ですから、こうした苗・花色それぞれの特性や活かし方に加え、適切な育て方やメンテナンス方法をもわかってくださっているお客様がもっと増えるよう、私も売り方、アドバイスの仕方を工夫していかないといけないですね。今年の秋までにもっと精進しておきます・・・

タグ: サクラソウ, パンジー, パープル, ビオラ, ピンク, ペールトーン, 営業日, 新型コロナウイルス, 淡色