フラワーショップ　ふじよし

こんにちは。母の日の前に投稿して以来、またご無沙汰していました。

ユルユルの管理ですが、よろしくお願いします。

まずはとりあえず、今月(2023年6月)の残りの店休日を。

15(木)・22(木)・29(木)

です。なにとぞご了承くださいませ。

さて今回は、この時季が旬のハイビスカスなどにつく困った害虫「コナジラミ」について、少しわかったことをご報告します。

園芸・ガーデニング好きの皆さんでしたら、「コナジラミ」と聞けばピンとくることでしょう。普段は葉っぱの裏側に潜んでいて、風が吹いたり葉を揺すったりすると粉のように飛び回る、白い身体をした小さな虫のこと。オンシツコナジラミやらタバココナジラミやらいくつか種類があるようですが、本稿では『コナジラミ』と総称します。

これ、いったんつくとなかなか駆除できないんですよねー。ウチではとくにハイビスカスによくつき、シーズン中は何度も農薬撒きに追われることに。撒いてから数日、もしくは長くて1週間くらいは薬の効果か、いったんは姿が見えなくなります。しかしながら一定期間を過ぎると再び発生し、また元気に飛び回って・・・の繰り返し。おそらく、卵か幼虫には農薬が効かない(効きづらい)からかと思われますが、当店はこいつら(失礼!)にほとほと困っております。

ただ、全てのハイビスカスにつくかというと決してそうではなく、お客様のなかでも『え?見たことないけど??』とおっしゃる方がいますし、当店が定期的にメンテナンスにうかがっているお客様のものでも、出ないところではまったく出ないのです。なぜだろう?この違いは一体何??と、夏が来るたびに何年も考えてきたのですが、最近あるひとつの要素が関わっているのではないか、ということがわかってきました。

その要素とは“風”。

つまり、このコナジラミ達は風通しが悪いところでよく発生し、逆に風のよく通る場所、さらに言えば南側に壁や仕切りがなく、夏の南風がよく吹きつけるようなところではあまり出ない、ことに最近気づいたのです。風が苦手ではないかと。

ですから、コナジラミの被害に遭って困っているという方は、殺虫剤の散布はもちろんですが、植物の置き場所/植え場所を上に記したような条件を満たすところに変えることをご検討されてみては。

あと他に『コナジラミにはこれでノックアウトできるよ!』といった情報がありましたら、ぜひ当店にも教えてくださいね。

タグ: コナジラミ, ハイビスカス, 害虫