フラワーショップ　ふじよし

4月の定休日

15(木)・22(木)

※29(木・昭和の日)は営業します

～今年も“母の月”にご協力を!～

ここにきてまた、新型コロナウイルス感染者が増加しています。感染された方、隔離療養中の方、闘病中の方、また後遺症に苦しむ方にたいし、心よりお見舞い申し上げるとともに、1日も早い回復をお祈り申し上げます。

さて、昨年5月、私たち花業界では、母の日ではなく「母の月」にしていただけませんか、と皆様にご提案し、ご協力をお願いしました。新型コロナウイルス流行を受けての措置、ということで、かなり押し迫ってから立ち上がったキャンペーンだったものの、農林水産省、花き業界が一体となって取り組んだ結果、当店においては大きなトラブルや明確なクレームなどはなく、世間一般でも一定の浸透・普及ができたのではないかという感触はありました。

そこで当店では、これを今年以降、さらにコロナ禍が収束した後も継続させ、母の月が定着してほしいと考えています。

と申しますのは、毎年母の日とその数日前になると、お客様の来店・予約・注文・配達が集中してしまい、我々花屋に大きな負荷がかかっていました。さらに、“川上”である花市場、運送業社、生産地、花屋と取引する資材メーカー/卸売業者なども、納期日厳守のプレッシャーにさらされることに。

またお花は自然条件に左右される農産物。供給量や開花状態などの調整の難しさゆえに起こる価格の高騰/下落、品質の不安定・・・これらも花屋にとって少なくないストレスになっています。

あと、母の日終了後に売れ残ってしまう花、いわゆる“花ロス”“フラワーロス”が多く発生する問題も無視できません。

こうした理由により、新型コロナウイルス流行を別にしても、母の日＝5月第2日曜日とし、そこに合わせて商戦を展開することが、今やとても厳しい状況となっていることがおわかりいただけるでしょうか。

そこで当店では、去年から始まった母の月の提案を今年(以降)も支持・推進することにしました。具体的には、来週より5月いっぱい、店内外への母の月のポスターやPOPなどの掲示、本ブログのほか当店で利用している各種SNSなどで、呼びかけを行ってまいります。

念のため申し上げておきますが、当店にて母の日当日( 今年は5/9)のお届けやお引き渡しをお断りするようなことは(花材の売り切れや配達スケジュール上難しい場合などを除き)いたしません。ただし、当店へその旨ご依頼に来られたお客様に、私どもから母の月の説明をさせていただいたうえでご理解ご協力をお願いすることはあるかと存じます。

これにより様々な課題や誤解、また普及途上ゆえの食い違いやトラブル・クレームなどあるかもしれませんが、本投稿をご覧いただいた皆様方には、上記した内容をなにとぞご了承いただきますようお願いいたします。

また私たち花屋だけでなく、前述した取引先の皆さん、生産地の農家さん、運送業者さんなどにも、思いを馳せていただければ幸いです。

母の月の公式ウェブサイトも今年に入り更新されています。本投稿でも使用しているロゴマークやバナーなどをダウンロードできますので、ご賛同いただけた方々はこれを利用いただき、SNSなどでの拡散、または周囲の方々との話題にしてくださいませ。

https://nippon-fc.jp/hahanotsuki/

(直リンク不可。上記URLをコピーしてお使いのブラウザーのアドレスバーにペーストしてご覧ください)

タグ: 2021, 母の月