フラワーショップ　ふじよし

こんにちは。先週はこちら姫路でも大雨が降り、当店でも温室に水がたまって一時はどうなることかと焦りましたが、幸い大きな被害には至らずホッとしました。それにしても最近は自然災害が多いですね。大雨、突風、竜巻、そして地震・・・どうなっているのでしょうか。

さて、前回の本ブログにて観葉植物の商品掲載について記しましたが、続いて観葉植物の話題をもうひとつ。今回は観葉植物の寄せ植えについて。

こちら、開業医のお客さまから『長年待合室に置いていて傷んだので修正してほしい』とのご依頼を受け、当店にある商品を移植し整えたものです。やってきた時は、このなかで最も背が高いガジュマルが青息吐息ながらなんとか生き延びていて、その他は使いものにならないような状態でした。これをまずは全て鉢から抜き出して鉢内の土を交換、まだ生かせそうなガジュマルを細心の注意を払いつつ植え直し、曲げられた幹をそのまま保存すべく支柱を立てて縛りつけ、根元に数種類のミニサイズの観葉植物を植えて仕上げています。正面の筋の入った細い葉のオリヅルランがいいアクセントになり、後ろ側に植えたセロームも間が抜けたところをうまく埋めてくれています。ただ、少々支柱が痛々しく見えてしまいますが、ガジュマルがしっかり根付くまでは辛抱してもらわなければなりません。

こうした室内用の寄せ植え（コンテナガーデン）は、部屋の空いたスペースに置くだけでかなりの存在感がありますし、リッチな雰囲気をもたらしてくれるでしょう。

置き場所は、自然光がカーテン越しに柔らかく当たるようなところがベスト。最低でも昼間に照明無しで新聞が楽に読めるくらいの明るさは欲しいところです。逆に直射日光ギラギラは葉焼けを起こしますので要注意。ある程度遮光することをお考えください。あとは水やりを夏期なら３日／春から秋は４、５日／冬期は１週間に一度くらい、鉢下の受け皿に水がたまるくらい与えます。ただし受け皿にたまった水は放っておくと腐るので取り除くこと。

あと寄せ植えにかぎらず、すべての観葉植物にあてはまるスペシャルケアとして当店がおすすめするのは“葉水かけ”。１ヶ月に一度くらい、天気がよい日に外へ出し、水圧が緩めのシャワーで葉に水をかけて、葉にたまったホコリや垢を取り除き、また鉢土にもたっぷり水をかけて土に混ざっている老廃物を鉢底の穴から水といっしょに排出させ、水の出がおさまったところで元の場所に戻します。ただしこのとき、土は多量の水を含んでいますので、外へ出した時より相当重たくなっていることにはご注意を。

これで少量の固形または液体肥料を定期的（間隔は肥料により異なります）に与えれば、メンテナンスは完璧。あとは、伸びた枝や増えすぎた葉をカットするくらいでしょうか。

当店では、こういった観葉植物の寄せ植えの修正だけでなく、完成品の販売／注文製作も承っております。もし傷んでしまった観葉植物が手近にある、もしくは観葉植物が合いそうな空いた植木鉢がある、そしてもちろん、ココに置く観葉植物を探している・・・というような方は、当店までご相談くださいませ。

○当店からお知らせ○

９／７（土）午後、庭木の剪定に関して当店にお問い合わせのお電話をいただきましたＩ様、お話ししたいことがございますので、本文をご覧になられましたら、お手数ですが再度当店までご連絡をいただきますようお願い申し上げます。

タグ: オリヅルラン, ガジュマル, セローム, 寄せ植え, 観葉植物