2010年01月25日 11:22 PM
こんにちは。おっと、こちら「ハナタウン」では、今年初めての記事アップですね。皆様あけましておめでとうございます。年が明けてからだいぶ日にちが過ぎてしまいました。ほんとぐうたらなもので…お恥ずかしい。
というわけで、今年もまったりゆったり続けて…ではなく、もう少し更新ペースを上げていこうと(いちおう、は)思っておりますので、今年もよろしくお願いいたします。
さて、今年の最初のテーマは何にしようかと、数日前から思いをめぐらせていました。で、今回はここまで続けてきたパンジーに関してではなく、昨年末からずっと感じていたことにつきまして、私の意見と申しますか、提案のようなものを記すことにします。それは、少し前までポインセチアやシクラメンなどと同様、クリスマス〜年末の室内用鉢花の定番であった、シャコバサボテンのこと。
このお花、ご覧になったことがあるでしょうか。このシャコバサボテン、別名「クリスマスカクタス」とも呼ばれるほど、クリスマスの花としておなじみだったのです。例年ですと11月中旬くらいから市場に入荷し始め、12月になると様々な色やサイズのものが出回っていました。
これのいいところは、まずなんといっても茎型と花のユニークさでしょう。噴水から水が吹き出すさまを思わせる形状はたいへん豪華に見え、置く場所の雰囲気を一変させるような存在感があります。そして花色が豊富に揃っていることも挙げられるでしょうか。とくに同時期に咲く“ライバル”的存在、シクラメンには(現在のところ)ない黄色〜オレンジ系の花色があることは、シャコバサボテンの大きな強みといえます。
そして、これがいちばんのポイントですが、お店でご購入いただいた翌年以降も、比較的容易に花を咲かせられること。もちろん手間暇をかけて世話をしてやれば、それだけ立派な株に育ち、さらに多くのキレイな花をつけます。シクラメンやポインセチアだと、はっきり申し上げて購入された時以上に翌年大きくして花を咲かせるのはかなり難しいですが、このシャコバサボテンなら、やり方次第ではご家庭でもそれが可能で、うまくいけば5〜6年続けて楽しめるかも。
しかしながら、ここ最近は市場でのシャコバサボテンの入荷量は年々減少傾向にあるようです。当店でもこの頃は、これにご興味を示される、また育て方などの問い合わせをなさるのは、どういうわけかおばちゃん、もとい、ある程度お歳を召された女性のお客さまがほとんど。
若いお客さまになりますと、残念ながらほとんど関心を示されない、と申しますか、少々きつい言葉を使わせてもらえば、まったく見向きもされなくなってしまったように思われます。さらに、それに追い打ちをかけるかのようなここ近年の不況の波。鉢花全体の需要すらも冷え込むなか、このままだと冬の花屋の店頭からシャコバサボテンが消える日もそう遠くないかも、とさえ感じます。
そこで、これではいかん!こんなキレイで面白いお花を、不人気だからと片隅に追いやってしまうのはとてももったいない!と感じ、当店ではこのシャコバサボテンを皆様にもっと知っていただきたく、以後も時おり本ブログにて定期的にとりあげていくつもりです。とはいえ、本格的に店頭に並ぶのは上に記したように晩秋ごろからですが、ぜひとも皆さんの関心を留めていただきたいので、育て方のコツ等々も折を見てご紹介していくことにいたしました。
もちろん、これまで本ブログでずっとやってきたパンジーを、これからもしばらくはメインのテーマにしてやっていくつもりですが、どうぞこのシャコバサボテンのほうもご期待くださいね。
最後にひと言。『シャコバサボテンは、決して“おばちゃん花”ではない!!』
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どうも!シャコバサボテンうちにも2~3鉢ありますよ。いつからあるのか知りませんが少なくとも10年以上たっている気がします。そして誰も何も世話していない!?のに毎年花がブラブラと一杯咲きます(笑)。咲いたのをただ見るだけです(汗)。 結構他のおうちでも見かけるので最近不人気だとは全然知りませんでした! 多分、一回買うと何年もほったらかし(汗)で花が咲くので、お花屋さんに頻繁に買いに行く必要が少ない花のかも??? 花屋さん泣かせの植物だったりして(笑)。シクラメンは毎年取引先から(年末のご挨拶で)もらいますけど花が終わると同時に植物としての寿命も終わる感じです(汗)。 うちは写真に写っているピンク色のだけですが、黄色やオレンジもあるんですね。一度見てみたいです。
コメントありがとうございます!久しぶりのアップにもかかわらず、当サイトを気にかけてくださったのですか。感謝!
さて、そちらの10年放ったらかしとおっしゃるシャコバサボテン、いまだ毎年花をつけ続けているとは驚きです。たぶん、置かれている場所がたまたま適しているのでしょう。
いずれ本ブログでご紹介していくつもりですが、これは温度変化と日照時間が育成の大事なところで、偶然にそれらの条件を満たしているためと思われます。
ただ、大きく成長させたり、花付きよく締まった株に仕上げようとすれば、やはりそれなりの手間は必要です。今後はその辺についての方法をご紹介してまいりますので、またちょくちょく見にきてください。