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フラワーショップ ふじよし（兵庫県姫路市 花屋）のブログ
秋咲きハイビスカス？
2009年10月26日 11:07 PM
どうもこんにちは。こちら姫路はだいぶ秋らしい気候になってまいりました。紅葉シーズンももうすぐ…でしょうか。
さて、今回はそんな秋深まるこの頃にもかかわらず、なぜか好調に花をつけるハイビスカスをご紹介したいと思います。
ハイビスカスというと多くの方は、真夏の強い日差しに映える真っ赤な花、というイメージを抱かれるのでしょう。ところがこれは花色が中から外へ向かって赤〜オレンジ色のグラデーションがかかった、ちょっと変わった色合いをしています。
品種名は「ミセスユミ」。
このユミ様、当店には確か７月初旬頃に入荷したのですが、真夏はほとんど花はつけず、また日中絶えず日向になる場所では明らかにバテ気味だったようで、昼３時以降は日陰になるような場所に置くようにしました。また土の水持ちの悪さも心配だったため、それまでより少し大きな鉢と上等な土を使って植え替えをし、その後も入念な水やり・施肥に努めました。それでも花付きは渋く、夏場は８日に１輪くらいの開花がやっと。花をつけていないハイビスカスなんてお客さまにはまったく手にとってもらえませんから、こいつは失敗だったなー、とガッカリしていました。
ところが今月に入り、日ごとに気温が下がり日照時間が短くなるにつれ、みるみる葉色がよくなり花付きもアップ。ここ２週間くらいの間では３〜４日に１輪くらいは確実に花をつけ、時にはひと株に２〜３輪同時に開花することも。今日（１０／２６）もウチに３鉢ある「ミセスユミ」すべてが花をつけていました。
というわけで、今月中旬に入荷し、プランターに植え込んだパンジー（ビオラ）と仲良く並べて撮影してみました。夏の風物詩ともいえるハイビスカスと、冬〜春の園芸植物の代表格であるパンジーが同時に花をつけた、珍しいと申しますかなんとも違和感のある１コマではあります。
さてさて、彼女たちはいったいいつまで花を咲かせるのやら…ただ、さすがに外に出しっ放しでは夜の低温に耐えられないだろうと、今晩から閉店後は店内にしまっておきましたが。
あとこの「ミセスユミ」、花色がハロウィンの飾り付けにもけっこう合いそうに思えるのは私だけでしょうか。カボチャの脇におひとつ、いかが？
“秋咲きハイビスカス？”には4 個のコメントがあります。
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はじめまして。
少し前に某Ｎ〇Ｋの園芸ＴＶで『ハイビスカスは夏が終わって気温が下がり始めると盛んに花を咲かせ始める・・・』ってな事を言ってましたよ～。その次の日にハイビスカスを買いにこられたお客様がおられました（笑）
数年前、売れ残りが屋外で越冬して翌年開花したことがありました（笑）最近は冬が暖かいからね・・・
お邪魔しました～
コメントありがとうございます！当ブログでは初のコメントをつけていただきました！！
「趣○の園○（のことでしょうか？）」、皆さんよくご覧になっているのですね。私も昔はたまに見ていましたし、テキストも何冊か買ったことがあるのですが、最近はとんと…
ちょっと調べてみたんですが、この番組、現在は日曜朝８：３０から１時間枠で３部構成になっているのですか。それに金曜日朝は質問コーナも…いつの間にやら、こんなに充実していたのですね。
我々にとっては、今風に言うと『ビジネスチャンス』がたくさん詰まっているのかも。今度じっくり観てみます！
ハイビスカスですが、定番の品種「レッドスター」あたりは、ウチにあるものですと今では黄色い葉が目立ち始め、花付きのペースもガクンと落ちるようです。真夏には真っ赤な花をよくつけていたのですが…品種によって、けっこう特性が異なるみたいですね。
珍しい色のハイビスカスですねー！思わずコメント入れました。 うちのご近所でも10月に入ってから「ハイビスカスみたいな花」を咲かせてるおうちがあって？？？と思っていたら、やっぱりあれはハイビスカスだったんですねー。南国のイメージがありますが今頃の方が元気なんですね。 うちの野生化した朝顔も10月になってからやっと咲きました（笑）日本の夏は年々厳しくなってます（汗）。 昨年訪れた沖縄では11月に野生のハイビスカスと朝顔が一緒に咲いてましたよ。
コメントありがとうございます！記事があって、その下にコメントがついて…徐々にブログらしくなってきました。
ハイビスカスにはかなりの品種があるようでして、花が黄色やピンク色のもの、巨大輪、八重咲き、めしべが長くなっているもの等々、バリエーションは豊富です。ご近所でご覧になられたような、パッと見別の花に思えるものも少なくないでしょう。
ちなみに育て方につきましては日差しと温度があればそれほど難しくはありませんが、注意していただきたいのが“アブラムシ防除”と“肥料”。
アブラムシはばらまくタイプのオルトラン系粒剤をふりかけをかける要領で土の上にまいて予防し、それでも発生した場合は、アブラムシに効果があるあるスプレー剤か、液剤／乳剤の殺虫剤を指定の希釈倍数で薄め、噴霧器で散布しましょう。
肥料は花付きアップを願うなら、植え付けの際に与える『元肥』と、植え付け後定期的に与える『追肥』の両方を仕込みたいところです。ただしやり過ぎは禁物。追肥が多すぎると花をつけずに葉と茎ばかりがモリモリになってしまい、“メタボ株”になるおそれがあります。外箱やラベルに記された注意をよく読み、用法・用量を守って、正しく与えるようにしましょう（薬のＣＭじゃありません）。